マチマチの渋谷オフィスに行ってきた (575)

1/17 Fri. (13:30-15:10 CTS→HND)
ひとつきチョイ前の金曜日、渋谷のマチマチオフィスに行ってきた!
訪問当日に札幌から飛行機で移動。なんやかんやあって17時くらいにオフィスに到着し、2時間ほどオフィスで作業などをした。

どうもこんにちはimazです

  • 札幌在住のフリーランスプログラマ
    • 普段は札幌の自宅で仕事をしている
  • 3年くらいご近所SNSマチマチの開発に携わっている
    • リモートワークで週4日仕事をしている
    • Rails React PostgreSQL などさわっている

オフィスにいってきた

去年渋谷に移転したマチマチのオフィスにはじめて出社した!
マチマチのオフィスは渋谷から徒歩7分(ref: オフィス移転のお知らせ | 株式会社マチマチ)のところにある。
ビル名のとおり青山エリアなのか、周辺がしずかで落ち着いていてきれいだった。

普段は夕会でモニタ越しに見ているオフィスが、実際に行ってみると想像の3倍くらいの広さでびっくりした!
入ってすぐの靴を脱ぐスペース、中央のソファーまわりに余裕があり、扉がガラスなこともあって開放的な雰囲気がある。会議室も扉と壁がガラスっぽかった気がする。ゆったりしていてよかった。
床が黒、机が木目で、少し暗めの電球がたくさんある。部屋は十分明るいが作業に没頭できる程度の明るさで落ち着く。オシャレオフィスは蛍光灯使わない。スキ!
適温で、なんだか爽やかな風がふいてた。適度なノイズがあり、誰も喋らなくても沈黙感がなくてよかった。静かすぎるオフィスがちょっと苦手なのだよな。

ちゃんと仕事した

オフィスで遊ぶでも寝転ぶでもなくちゃんと仕事をしてきた! めずらしい!(?)
私はオフィスに行くと人の気配が気になってしまってあまり集中できないんだけど、マチマチオフィスは前述のように集中できる環境だった。自分とインテリアの相性が良いのかもしれない。
作業をしていて出てくる独り言と鼻歌を抑えるのが大変だった。
一人作業に慣れすぎている……。

オフラインミーティング

普段はリモートで参加している夕会と、普段は参加しない週次ミーティングに参加してきた。

夕会🌇

オフラインでやる夕会はだいぶやりやすい!
話している人の声のトーンやその場にいる人の表情・動きが見えるので、話したことが伝わっているかどうかがすぐにわかる。
ノイズがないので人の話も頭に入りやすいし、遅延がないのでトークの隙間をみつけて思ったことをすぐ言えるのがとても良い。

あとは、オフラインだと夕会の流れでその後に質問がしやすいので、疑問や質問があっても報告は報告としてすぐ切り上げることができるな、と思った。リモートの状態は思った以上に問題を抱え込んでいるのかもしれない。
私は困ったことがあったらとりあえずSlackに「○○がわからなくて調べている」「○○のやり方がわからない、ひとまずベタ書きで実装中」などと書くようにしているが、そこに至るまでに結構ハマっていることが多いんだよなぁ。

オフィスで話してみて思ったけど、オフィス側の声がリモート側に届いているかどうか、というのはほんとに全然わからない(このときは他に2名リモートで繋いでいた)。リモート側で聞こえづらいときはちゃんとフィードバックしなきゃだめだなぁ。

週次ミーティング📆

毎週の流れを把握していないので聞いているだけだったけれど、開発チームがやったこと、今やっていること・これからやろうとしていることが、チームの誰のどういう行動に役立つのか、というのが具体的にみえるのがとてもよかった。実際に関わっている人の発言を聴くことで、普段は資料を読むだけの情報に「焦っている・今後困りそう・わりと大丈夫」などの温度感が付与される。優先度というものが本当にわかるのは、この温度感がわかってからだな、と思う。

自分はエンドユーザーに向くより、もっと近い人の方を向いて仕事するほうが向いているんだよな、ということを思い出した。特定少数に対する想像力しかないんだよなぁ。関わり方でも違うのかもしれないけれど。

リモートミーティングのこと

普段参加しない週次ミーティング、参加してみて良かったのでこれからの自分の関わり方を考えていたんだけど、一概にリモート参加するのが良いとも言えない。

普段はやっぱりインターネット越しだから「今しゃべると話の腰を折ってしまうかも」「みんなの思考を止めてしまいそう」「タイムラグで上手く伝わらないかも」「そもそも発言拾えてなくてニュアンス違うかも」など色々発言を躊躇う要素が多く、もともと決めていたまとまった内容しか口に出せない。本題と関係のない「タイミング」について考えることが増えるのは、リモートコミュニケーションの弱点よな。

何かを伝えるときの情報量も全然違う。姿勢や表情、動作などの非言語コミュニケーションができると、伝達がめちゃくちゃはやいし正確に伝わる…気がする。少なくとも「伝わっていない」という状態の把握は格段に速い。たぶん、非言語コミュニケーションの影響が大きいのは、一次的な発信よりもリアクションの方なんだろうな。会話っていうのはリアクションの繰り返しだから。そういう面でもリモートだと「まとまった内容しか口に出せない」と感じるのだと思う。

リモート参加メンバーがいるミーティングのこと

ローカルで多人数でやっていたミーティングに1人がリモート参加すると考える。

まず多人数側
ミーティングにリモート参加のメンバーが増えると、今まで場に向いてた注意が一定量リモート側に割かれる。マイクを通して声が伝わることを意識しなければならない、リアクションが見えづらい人間が聴いている違和感、みたいなものは常にあると思う。
逆にリモートのことを忘れるケースも多い。なにせかなり意識しないとリアクションが受け取れないので、そうなると何も伝わらない上に重要ではないというイメージだけ残り、主にリモート側の士気が下がる。
個人的な感想だが、必須ではない「知っていた方が良い」情報はリモートでは落ちることが多い。耳だけで得る情報は頭に入りづらい/
多少聞き取りづらくてもその場では問い返しづらいので、あとでわかっている人に聞けばよいか、となる(そして必須ではないので聞かない)。

その場のやりとりが増えるミーティングは、オフラインに限定するからこそ良いのかなぁ、という感じがする。一部リモートでやるミーティングは気を使わなければいけないことが増えるので、できるだけ削ぎ落とすのが正解。と、最近は思っている。(もちろんチームやケースによる!)

おしまい

普段、思っている以上に温度感がキャッチできていないな、というのがわかったのがとても良かった。1ヶ月経って相変わらずミーティングにはあまり参加していないけれど、このときのことを思い出して「今から作るものはチームの誰が必要としていて、無いとどれくらい困るか」というのが、スケジュールや夕会の報告から想像できるようになった。
あとはそれを支えられるように、必要最小限で、手早く質良く実装していくだけ!それに追いつくわたしになっていきたい…! はやくなって!おしまい!!